林野庁補助事業 2016年度
木質バイオマス利用支援体制構築事業
地球温暖化防止等環境の保全に寄与する木質バイオマスの利用については、森林に放置された未利用材を燃料として積極的に利用し、わが国の森林資源の有効活用や森林整備の推進という観点から、重要性が認識され、関心がますます高まっています。
そこで、当協会では、林野庁の補助事業である「平成 28 年度木質バイオマス利用支援体制構築事業(燃料の安定供給体制の強化等/相談・サポート体制の確立)」を通じて、木質バイオマスのエネルギー利用に関する各種事業を行いました。
総括報告書
個別報告書
木質バイオマス熱利用実態調査 報告書
木質バイオマス熱電併給事業の推進のための調査 成果報告書
小規模木質バイオマス発電・熱電併給導入支援策に関する海外調査 成果報告書
成果報告会
地球温暖化防止等環境の保全に寄与する木質バイオマスの利用については、森林に放置された未利用材を燃料として積極的に利用し、わが国の森林資源の有効活用や森林整備の推進という観点から、重要性が認識され、関心がますます高まっています。
そこで、当協会では、林野庁の補助事業である「平成 28 年度木質バイオマス利用支援体制構築事業(燃料の安定供給体制の強化等/相談・サポート体制の確立)」を通じて、木質バイオマスのエネルギー利用に関する各種事業を行いました。
本報告会では、調査結果をもとに木質バイオマスエネルギーの今後の展開を見据えたヒントとなる最新状況の報告と、燃料材の供給・調達に関するパネルディスカッション(東京開催)、中国木材株式会社の堀川会長による講演会(福岡開催)を行いました。
第一部(共通) 木質バイオマス利用支援体制構築事業の報告
報告1 熱電併給実態調査
熱電併給の推進を図っていくため、技術、熱利用、事業スキームの実態について、国内および欧州の事例を基に、今後の方向性と課題を報告しました。
報告2 熱利用実態調査
産業部門及び民生部門の熱需要の現状を整理するとともに、木質バイオマスエネルギーの熱利用の特徴、導入実態を取りまとめ、可能性と課題について、報告しました。
報告3 国産燃料材の供給可能性量推計手法検討調査
都道府県を単位として、森林実態等に合わせた、実現可能性のある供給計画の策定手法について報告しました。
報告4 相談・サポート体制の確立事業
小規模木質バイオマス発電・熱電併給支援事業、木質バイオマスエネルギー地域実践家育成研修会などの事業成果を、また、当協会が開設している木質バイオマスの相談窓口業務についても報告しました。
第二部(東京開催) パネルディスカッション「燃料材の供給・調達の課題と対応」
パネラー |
久保山 裕史 氏 (研)森林総合研究所 |
日髙 勝三郎 氏 全国素材生産業協同組合連合会 |
中村 幹広 氏 岐阜県立森林文化アカデミー |
三上 幸三 氏 兵庫県森林組合連合会 |
|
森山 和浩 氏 (株)グリーン発電大分 |
||
コーディ ネーター |
加藤 鐵夫 (一社)日本木質バイオマスエネルギー協会 |
パネルディスカッションは5人のパネラーをおまねきし、「燃料材の供給・調達の課題と対応」について議論しました。
各パネラーの講演資料は下記のPDFをダウンロードして下さい。なお日高氏は口頭での説明となっております。
第二部(福岡開催)講演会「中国木材の木質バイオマス発電への取り組み」
福岡県北九州市で開催した成果報告会の第二部は「中国木材の木質バイオマス発電への取り組み」と題して、中国木材株式会社の堀川保幸代表取締役会長にご講演をいただきました。ご講演資料は下記PDFファイルをご覧ください。