地球温暖化の深刻化や再生可能エネルギーの固定価格買取制度の導入を背景に、木質バイオマスエネルギーに関する関心がますます高まっています。その一方で、木質バイオマスエネルギー分野には依然として発電技術や燃料調達に関する諸課題があり、木質バイオマスの適切なエネルギー利用を実現するためには、現状の適切な分析と対策の検討が求められています。
そこで、当協会では、林野庁の補助事業である「平成27年度木質バイオマス利用支援体制構築事業」を通じて、木質バイオマスのエネルギー利用に関する各種調査を行いました。
本成果報告会では、調査結果とともに木質バイオマスエネルギーの今後の展開を見据えるためのヒントとなる最新状況を報告します。
日 時 | 平成28年3月10日(木) 13:30〜17:30(13:00開場) | ||
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会 場 |
JA共済ビル カンファレンスホール 東京都千代田区平河町2丁目7-9 1F (東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」4番出口徒歩2分) |
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定 員 | 先着300名 | 入場 | 無 料・事前申込(※懇親会は有料) |
お申込 | 定員に達したため応募を締め切りました |
プログラム
成果報告会
報告1 小規模木質バイオマス発電導入におけるケーススタディ
小規模木質バイオマス発電を実施する上で、導入可能な技術区分を紹介するとともに、事業化のポイント、各技術を導入するケーススタディ、発電コストなどの分析結果について報告します。
報告2 燃料材サプライチェーンの現状
木質バイオマス発電を行う上で、最も課題となっている燃料材供給体制について、全国6地域において、実態調査を行いました。調査の結果を踏まえ、木質バイオマス発電事業を取り巻くサプライチェーンの現状と課題について考察します。
報告3 発電用木質バイオマスに関わる証明ガイドラインの運用状況
固定価格買取制度では、林野庁が公表した「発電利用に供する木質バイオマスの証明のためのガイドライン」に基づく証明が求められています。認定団体や認定事業者を対象に調査した、証明ガイドラインの運用状況を報告します。
報告4 国内木質ペレットの品質と需給構造国内木質ペレットの品質と需給構造
全国の生産量の約8割を占める木質ペレット生産事業者等に対し木質ペレットの品質及び生産需給、輸入ペレットの実態について調査しました。この結果をふまえ、日本国内の木質ペレットにおける課題と今後の対応について報告します。
報告5 相談窓口における相談事項の分析
木質バイオマスエネルギーの発電や熱利用、燃料などに関する相談窓口に寄せられた相談の傾向を紹介し、木質バイオマスエネルギー利用における課題を報告します。また、全国各地で行ったセミナー事業の実施報告も行います。
事業総括
懇親会(17:30〜)
お申込
定員に達したため応募を締め切りました
お問い合わせ
(一社)日本木質バイオマスエネルギー協会
TEL:03-6435-8781 FAX:03-6435-8782 担当:茂木